夏の猛暑が徐々に和らいできたとき、自転車通勤をするときの服装に悩んだりしませんか?
スーツで通勤するスタイルの方々は、上着を着てちょうどよい感じになってきているかと思います。
私の場合、結構ラフな格好で職場に行けることもあり、夏場で最低気温が20℃以上であれば、上は通気性のよいTシャツやポロシャツを着て、下はポリ系のパンツを履いて出勤するスタイルで問題ないのですが、最低気温が10℃台になってくると、そろそろ何か羽織ものが1枚2枚必要かなとか、パンツも少し厚手のものに変更しようかと悩み始める時期になりました。
そこで今回は、自転車通勤時の外気温が10℃から20℃ぐらいの時、私がおすすめする服装をご紹介します。
インナー
- 【ミレー】登山用アンダーウェア ドライナミック メッシュ ノースリーブ
- 【おたふく手袋】オールシーズンインナー
- 【エーション】機能性インナーシャツ
インナーに関しては、1年を通して着用しております。
その理由といたしましては、ここでご紹介しているインナーシャツは、クレーター状のアミアミのシャツになるのですが、この構造により、汗をよくかく時期においては、汗を外側のTシャツなどに逃がす構造のため、肌の当たるインナー部分はサラサラ快適な状態をキープすることができ、冬場の寒い時期になると、このクレーター構造が上着との間にデッドエアーが形成されるため、保温力を高めることになります。そのため、1年を通して快適な状態が保たれるので、自転車通勤だけでなく、常に身に着けている状態です。
本当におすすめですよ。
長袖アンダーシャツ
- 【アシックス】 長袖 アンダーシャツ
- 【アンダーアーマー】ロングスリーブ アンダーシャツ
- 【おたふく手袋】長袖 夏用インナー
朝晩は肌寒くなってきていますが、自転車に乗って5分ほどペダルを漕ぎ続けると体が温まってきます。快晴の日なんかですとここから少し汗ばんできたりします。そうすると、ただの長袖シャツよりは吸湿速乾タイプの長袖シャツをインナーの上に着ることをお勧めします。特にスポーツメーカーの長袖シャツのほうが、吸湿速乾の性能や体へのフィット感は一段上のように思うので参考にしていただければと思います。
Tシャツ
- 【ザノースフェイス】吸湿速乾Tシャツ
- 【アディダス】ランニングTシャツ
- 【ナイキ】トレーニングTシャツ
長袖アンダーシャツの上に着ます。長袖アンダーシャツが吸い上げた汗をTシャツ側に移行させて、インナーを快適な環境にするため、あったほうがよいと思います。ここでもスポーツメーカーを中心にTシャツを取り上げておりますが、汗を含んだ場合、なるべく短時間で快適な状態にすることを考えると、吸湿速乾を得意とするメーカーの商品がおすすめです。
ジャージジャケット
- 【アディダス】ジャージトップ
- 【プーマ】トレーニングジャケット
- 【パールイズミ】サイクルジャージ
朝晩の気温が10℃前半ぐらいになってくると、長袖アンダーシャツとTシャツだけでは、寒く感じてきます。そのため、この時期の上着としては、まず、ジャージジャケットの着用をおすすめします。
ジャージジャケットは伸縮性に優れ、汗も吸い上げてくれるし、すぐに乾いてくれる万能ウェアだと思っています。
また、「サイクルジャージ」という、サイクリングに特化したジャージも存在します。
このサイクルジャージを、上着の一番上で使用する場合であれば、腰のあたりに3か所ぐらいポケットが付いているものが多いので、スマホやタオルなどを入れて使用できておすすめです。
サイクルジャケット(ウィンドブレーカー)
- 【パールイズミ】ウィンドブレーカー
- 【カペルミュール】ウィンドブレーカー
- 【モーゼン】サイクルジャケット
朝晩の気温が10℃前半で、風が冷たい場合、ジャージジャケットだけでは耐えられないことがあります。
そのため、ジャージジャケットの上に、ウィンドブレーカーを羽織ることで、この時期の上着のレイヤリングとしては完璧な状態となります。
このウィンドブレーカーにも、サイクルジャージと同じようにサイクリング専用のサイクルジャケットが存在します。
この、サイクルジャケットも、専用ということもあり、一般的なウィンドブレーカーと異なる2点の特徴があります。
- 背中や脇の下から蒸気を逃がす設計がされている。
- 腰の部分にスマホや財布など小物を入れるポケットが付いている。
この2点が大きな違いで、通勤で自転車を使用する際にも多いに役に立つ装備となります。
パンツ
- 【ロックブロス】サイクリングパンツ
- 【サンティック】サイクルパンツ
10℃から20℃ぐらいの気温であれば、正直、パンツはそこまでこだわる必要はないかもしれません。
普段履いているジーンズや綿パンツでも通勤で使用する分には問題ありません。
ただ、より快適にしたいということであれば、サイクルで足を動かすことに重点をおいた設計をしている「サイクルパンツ」は存在します。
通常、サイクルパンツというと、ロードレースで使用されるようなスパッツのようなもの多いのですが、そこまで負荷をかけないサイクル用のパンツもあるので、そういったパンツを選択して使ってみるのもよいと思います。
シューズ
この時期のシューズは、普段使用しているスニーカー等で特に問題ありません。
但し、自転車通勤をするようになると気づきますが、結構シューズが汚れます。
普通に歩いて使用しているのに比べると、どうしても粉じんなど付着しやすくなるようです。
その点を踏まえて、汚れることを前提で、シューズ選びすることをおすすめします。
グローブ
- 【シマノ】サイクルグローブ
- 【パールイズミ】サイクルグローブ
自転車通勤では必要ないんじゃない?なんてお思いの方も多いかと思いますが、転倒したときのことを考えたとき、まず初めに手を出してケガをする確率が高いと思います。そのため、できればグローブを着用することをおすすめします。また、私の場合、小径タイヤの自転車に乗っていることもあり、手のひらへの振動が結構来ます。
サイクルグローブの場合、そういった手のひらへの振動や衝撃を和らげるため、ジェル状の衝撃吸収材が手のひらの部分に装備されています。私はこのタイプのグローブを装着することでかなり手への負担が減りました。
ヘルメット
- 【オージーケーカブト】ヘルメット
- 【ロックブロス】サイクルキャップ
- 【カペルミュール】サイクルキャップ
自転車に乗る際のヘルメット着用は、2023年4月よりすべての自転車利用者に対して努力義務化されました。
努力義務ということで、着用しなくても罰則があるわけではないですが、自分の身は自分で守ることを念頭に着用するべきだと思います。
ヘルメット着用努力義務化に伴い、各社からお洒落なヘルメットが続々と発売されていますが、安全性を考慮して「SGマーク」や「EC認証マーク」の付いたヘルメットを選ぶと間違いないかと思います。
お好みのデザインのヘルメットを購入してお洒落として楽しみましょう!
私の場合、ヘルメットを着用してますが、ヘルメットの下に「サイクルキャップ」を被っています。
これは、お洒落な感じになるのもあるのですが、主な理由は、「汗を直接ヘルメットにつけない」ことになります。
ヘルメットを直接被ると、どうしてもにおいが気になってくることがあります。そこで、サイクルキャップを被り、サイクルキャップに汗を吸収してもらって、まめに洗濯することで、ヘルメットを清潔に保つことができます。
サイクルキャップの上からヘルメットを被ると結構お洒落ですよ。おすすめします。
まとめ
10℃から20℃というと、衣替えするタイミングと重なる時期かと思います。
そこまで厚着する必要もなく、また、日によっては汗ばむみたいな、普段着るものも悩むところだと思います。
また、暑さも和らいでくる時期でもあるので、自転車通勤を始めてみようかなと思うのも今ぐらいかなと思い、自転車通勤する場合のコーディネートを私なりにご紹介してみました。
今ぐらいの時期に、自転車通勤を始めてみると風も気持ちよくて、おすすめですよ。
少し前、これから暑くなってくるなというときに、自転車用ではないのですが、「ワークマン」で購入したランニング用のセットアップを自転車通勤で使用してみたレビューを載せてますので、よろしかったらご覧になってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。