書店で都内の蕎麦屋特集のような雑誌を読んでいたところ、牡蠣南蛮そばなるものを発見した。
ぶりぶりの牡蠣がドサッと乗っている蕎麦はとても美味しそうに見えた。
ふと思った。鴨南蛮蕎麦やカレー南蛮蕎麦というこの「南蛮」は何を指して言っているものなのだろうと。
調べてみたところ、「南蛮」は「ネギ」のことを指しているとのこと。
確かにどれもネギが乗っている。じゃあ何故「南蛮」なのかというと、その昔、南蛮人が健康保持や殺菌などを目的にネギをよく食べていたことが由来となっているようです。
南蛮の問題はこのぐらいにして、この「牡蠣南蛮そば」を仙台周辺で食すことはできないか探してみました。
他の蕎麦屋でもあるのですが、たまたま私が最初に見つけたのは、錦町公園の近くにある「蕎麦處かふく」さんの「松島かきそば」になります。
県庁に用事があったこともあり、その周辺を探していたこともあるのですが、ネットで写真を確認したときは「これだ」となり、お邪魔することにしました。
入り口を入るとすぐに階段があり、2階に上がります。
中に入ると広く、テーブル席が10か所ぐらいあったかと思います。
入った時間が13:30ぐらいになっていたのもあるのか、お客さんは数組いるだけで、すぐに席につくことができました。
こちらのお店の名物は、もり蕎麦をお安くいただけるようで、1枚800円から1枚追加するごとにプラス50円で追加できるシステムで、たとえば1,000円で5枚いただけるという蕎麦好きにはたまらないシステムになります。
このもり蕎麦に天ぷらの盛り合わせなんかを頼んだら何枚でもいけるんじゃないかなどと考えつつ、当初の目的である「松島かきそば」を注文。
実は、この「松島かきそば」には「松島かきそば(上)」なるさらに上のメニューがあるのですが、事前の情報収集で、通常の「松島かきそば」でも十分な量の牡蠣が入っているようだったので今回は通常の「松島かきそば」を注文した次第です。
待つこと10分ほど、ついに登場。そうそう写真で見たやつです。
さて実食。ぶりぶりの牡蠣を頬張りつつ、蕎麦をすすり、お汁をいただく。あ~うまい。
牡蠣も何個入っているのかわからないぐらいどっさり入っていて(たぶん15~16個入っていたんじゃないかな)いつまでもこのローテーションができてしまいます。
そうそう、南蛮でいうところのネギもお汁が浸みてとってもうまいです。
いくら牡蠣の蕎麦をいただこうか思っていても、4~5個食べれば十分ってなるんじゃないかと思っていたのですが、いえいえ、この量は正義です。満足感が半端ないです。
今まで、蕎麦ってえもんは、もり蕎麦に天ぷらって考えで生きてきましたが、これから冬の蕎麦の定番になるかと思います。
あ~年内にもう一回ぐらい食べたいな~。何か用事を作ってまた行こ。
そのぐらい美味しいのでおすすめです。ごちそうさまでした。
ちなみに、私と同じように牡蠣好きであれば、JR本塩釜駅前でいただいた「かき丼」についてもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。